リヤ・クランク・シール漏れ修理

ハイゼットトラックS210P、平成12年式、133千キロ、EFエンジン。
オイル交換に来店したんですが、リフトアップするとエンジンとミッションの継ぎ目付近から
オイルの雫がたれ、エンジン後側とミッション、荷台フロア裏側にオイルが付着。
ミッション、クラッチを外し、オイルシールからなのかオイルパンの液体ガスケットからなのか
判断。

エンジン・オイルシールが半ば抜けかけてオイルがじゃじゃ漏れでした。
オイルパンのほうは大丈夫そうなので今回はエンジンのオイル漏れと、オイルまみれになったクラッチ
一式を交換、スタータ・モータもひどいので交換したいところなんですが、今回は清掃のみで。
あと、フライホイールとミッションハウジング内もエンジンクリーナーで洗浄。

交換部品を交換後復元し、オイルシールが抜けた原因であろう、ブローバーの詰まり箇所を探します。
エンジンから出てるホースは2本。
いわゆるブローバイホースでシリンダ・ヘッド・カバーにバキュームホースでつながってます。
もう一方は、ブロックからスロットルボディ手前のエアダクトにつながってます。
こちらは親指大のホースなのでまず詰まらないと思いますが、点検。
エアホース側からエア圧を掛けるとブローバイホースにエアが。
結局はブローバイホースがつながるスロットル・ボディ内で詰まってました。
エンジンコンディショナーとゼムピンで掃除後復元。
これで大丈夫だと思います。
クラッチ外す車両が続きます。
不思議なものでオーバーヒートが入庫するとオーバーヒートの車両が、エアコンのコンデンサ・ファン
が不良な車が入るとファンの車が・・・
人と同じ波がありますね。

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