DA64W 車両火災

もえる

平成19年式、走行13万キロのエヴリィワゴンPZターボがエンジンに火がついて消火器で消したので診てほしいとのこと。

シリンダヘッドカバーの上の配線が燃えて溶けてます。
イグニッションカバーも熱でパリパリ
バキュームホースの3WAYが溶けてホースの中の部分しか残ってません
消火器跡ですね

とりあえずシリンダヘッド周りの配線に焼損がないか、配線カバーは溶けてるが、配線自身は溶けてない。ただ、エンジン前側のオイルプレッシャ・スイッチの配線は、配線が燃えて導線がむき出し状態。
ヘッドカバーに遮熱板がついているんですが、カバー同様オイルまみれ。
ターボも焼けたような色がしてますが、音は問題なさそうです。
ヘッドカバー脱着すると、ガスケットがパリパリでした。
プラグホールの1番、3番にオイル溜まり。オイルフィラーキャップも溶損。
エンジン上側で燃えた石油成分が駐車場に落ちで燃えてるのに気が付いたって感じかな。

遮熱板もドロドロ
社熱板下側のプレートもドロドロ
プラグホール内にオイル溜まり
ヘッドカバーをパーツクリーナーとワイヤーブラシで磨きかけ
フィラーキャップはシール部分は生きてそう
1番、3番のプラグは結構オイルがたまってました。

できる限り汚れを落とし、ヘッドカバー・ガスケットの交換とプラグホール内の清掃、エンジン廻りの清掃、配線の修理で走行。
リヤデフ?リヤハブ?異音がすごい。
修理内容と金額を伝え”お大事に”としか言いようがない。
燃えるとこまでほっておくんだから、リヤの異音もガクッっていくまで行くんだろうな。
壊れるときは単独でありますように。

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